P2SEL: Programmers to SE Leaders
SEリーダー開発のための集中プログラム
大工さんは、何棟もの住宅の建設を経験して、次第に腕が磨かれます。では、こうして建築スキルを磨くと、いづれは『建築家』と呼ばれるようになるでしょうか? 答えは否。建築家になるためには、カンナや釘打ちとは別のスキルが必要です。
これと同様のことがITプログラマーの世界にもあります。特に、数十人以上のプログラマーを抱えた会社の経営者の方々にとって、シニアなレベルに達したプログラマーを、どうやって次のステップに進ませるかは、もっとも頭の痛い課題です。よく聞くのは、「一番デキるプログラマーをSEリーダーとしてお客様に送り込んだら、クレームになってしまった」という類の話。
これを解決するために開発したサービスプログラムが、このP2SELです。素養のあるプログラマーを、短期集中でSEリーダーとして開発するのがこのサービスの目的です。
SEリーダーとは何か
スマーテックが考えるSEリーダーの定義は、きわめて簡単です。それは「技術とビジネスをバランスさせられるエンジニア」ということにつきます。プログラマーは主にコンピューターを相手にしますが、SEリーダーは極論すれば、人間を相手にするエンジニアだと思えばいいでしょう。例えば、お客様から「新しい販売窓口としてWebページを作りたい」と言われて、その「Webシステムを開発すること」を主目的とするのがプログラマーなら、SEリーダーは「お客様の販売が増えること」を主目的にします。そもそもの視点が違いますから、お客様との会話の内容も、提案の中身もまったく異なってくるのです。
では、いったい何を「バランス」させるのか。大略すると、「攻めと守り」のバランスと、「技術とビジネス」のバランスということになります。
▼「攻め」×「技術」=技術の価値判断力
お客様のご要望を技術的に満たす方法は、世の中にいくつも存在します。OS、プログラム言語、データベース、ネットワークなどの幅広い知識を常にブラッシュアップし、ご依頼のお客様に対して最適な技術をご提案できるのがSEリーダーです。
▼「守り」×「技術」=技術の診断力
ITシステムのテストをしたり、低コストで効果的な運用を設計するのもSEリーダーの重要な役割です。こちらは知識の幅広さよりも「深さ」が要求されます。何かひとつでいいので、徹底的に知り抜いている技術があることが大事です。
▼「攻め」×「ビジネス」=提案力
お客様のご要望に対して、せっかくの良いアイデアがあっても、それを効果的に伝えられなければ無意味です。提案書や企画書といった書類の作成や、それをプレゼンテーションすることによって、お客様の「気づき」を促すのもSEリーダーの役割です。
▼「守り」×「ビジネス」=分析力
ITシステムの開発・テスト・運用を管理するのは、まさしくSEリーダーの役割。現状のすばやい把握や、課題・原因の掘り下げと、その解決策を講じるためには、いわゆる分析力が求められます。
3つのプログラム構成
スマーテックが提供するSEリーダー開発サービス「P2SEL」は、個々の企業様向けの完全なオーダーメイド・サービスとして提供し、その実施までには、社長を含む役員の方々や、人材開発をご担当される方々との数回の打合せを行います。
サービスの雛形として、3つの独立したプログラムを準備しており、その組合せやカスタマイズによって全体プログラムを決定するというプロセスになります。3つのプログラムは以下のとおりです。
●BLO: Business & Leadership Orientation
プログラム導入部分のオリエンテーションです。プログラマーからビジネスマンやリーダーに意識を変えるための各種講義などを組合せて実施します。
●BMF: Business & Marketing Fundamentals
SEリーダーはお客様に一番近いところにいるマーケティアだ・・・という前提で、マーケティアとしての基本知識・スキルを徹底的に植えつけます。特にドキュメンテーションに関して重視しています。
●PWS: Proposal Workshop
知識やスキル、テクニックなど、あらゆるものを駆使して、お客様への提案書を作成し、プレゼンテーションするワークショップです。最終プレゼンテーションの直前は合宿が望ましいです。
楽しみながら資産を築く
これまでこのプログラムを体験されたSEリーダーの大半が、プログラム終了後に様々な変化を示しました。技術とはいったい何のためにあるのかという根本的なことに気づくエンジニアも多く見られます。エンジニアとは元来、とても真面目な人が多い職種です。自覚さえさせれば、あとは熱心に前に進むのだということがよく分かります。
プログラムそのものはゲーム的な要素も多く、期間中に作成する各種ドキュメントは実践で再利用でき、役立つものが多いです。時間的には詰め込み教育に近い状態ですが、できるだけ楽しみながら、無駄を排除したサービスを目指しています。
